今回の記事では、アフタヌーンティーのマナーとして、服装について知りたいキラリちゃんのお話をご紹介します。
ホテルやレストランへ行ってアフタヌーンティーをする際の、気になるファッションのポイントについて、メイドのフワリに教えて貰いましょう！
その場に相応しい服を着る為のコツを知っていれば、更にアフタヌーンティーが楽しくなりますよ。
キラリちゃん、フワリと一緒に、アフタヌーンティーの服装・マナーについて知り、高級ホテルでもお家でも、楽しくヌン活してみませんか？
アフタヌーンティーの服装のポイントって何だろう？
肌寒い日が続くこの季節。
遊び盛りの子供たちは、凍える風をものともせずに野を駆けます。
そして村の子供達の例にもれず、元気いっぱいに外遊びをする少女が一人。
キラリちゃんは、野山で外遊びしたり、村の農家さんたちを手伝いに行くのが大好き。
それは寒い季節でも変わらず、毎日の日課でした。
そんなキラリちゃんですが、昨日の帰り際に浴びた滝の様な大雨には、流石にまいった様子。
みんなと別れた後に降りだし、急いで我が家まで駆けたものの、土砂降りの勢いは増すばかり。
雨の雰囲気がある時には必ず傘を持たせるメイドのフワリも、この冬の夕立は見通せませんでした。
急いで迎えに行って連れ戻してきたものの、すでにずぶ濡れのキラリちゃん。
ハーブのお風呂、湯上りの暖炉、具だくさんのスープに、フカフカのベッド。
フワリは思いつく手を全て尽くしました。
しかし深夜の零時すぎ辺りに様子を見に来ると、そこには見事にお風邪を召したキラリちゃんがいたのでした。
微熱のある体で目が覚めたりまどろんだりを繰り返し、長いような短いような夜が明けた先。
取り返すかのようにぐっすり眠りについた午前が終わり、少し落ち着いてきた翌日の午後。
ベッドから窓の外を眺めるキラリちゃんと、看病をするフワリ。
「今日もフワリの紅茶は美味しいね。」
遅めの軽い昼食が下げられた後、体の温まる紅茶を啜ります。
「しっかり温まって、早く良くなってね。」
昨夜からほとんどつきっきりで様子を見ていた彼女。
明日へ後回しにできる作業はその様にして、今日はゆっくりと看病しながら過ごすことにしたのでした。
「風邪が治ったら、またこうして一緒にお茶を飲みながらお話したいな。」
「そうね。そうしましょ。」
「あとは、また外にも出たい。一緒にお出かけしたい。」
「それなら、、」
そうだわ♪と言わんばかりに、ふわっと両手を合わせながら提案します。
「おしゃれなレストランやホテルで、優雅なティータイムを楽しむのはどうかしら？」
これにはキラリちゃんも大賛成！
しかし、年頃の女の子らしい気になる点も。
「どんなオシャレをすれば笑われないかな。」
真剣にコーディネートを悩む姿に対して、微笑ましい雰囲気の返事が返ってきます。
「それなら。。
今日はアフタヌーンティーの服装についてお勉強しましょうか♪」
衣装選びは、メイドの彼女にとって専門分野の一つ。
風邪のお世話から始まった穏やかな午後は、こうして服装講座の時間になったのでした。
「まずは、OKとされる服装について解説していくわね。」
アフタヌーンティーの服装のポイント（女性編）
ここからは、アフタヌーンティーの服装として相応しいものを見ていきましょう。
具体例をいくつか上げていきます。
例えば、女性はブラウスとスカートのコーデがおすすめの一つです。
マーメイドラインなどのスカートも、華やかで美しい感じが出てGoodです！
スカートが苦手な方は、綺麗目なパンツであれば大丈夫です。
こちらもブラウスであれば組み合わせ易いでしょう。
ある程度キレイ目なスタイルであれば、スカート、パンツのどちらでもOKです！
また、ワンピースもおすすめしています。
上品で洗練されたシンプルなワンピースであれば、きちんとした感じを出しやすいです。
特に、ブラックやネイビーの控え目なものは、落ち着いた大人っぽい雰囲気が出る為使いやすいでしょう。
足元はパンプスであれば間違いありませんが、派手すぎるものは控えましょう。
バッグは小さめのものを、アクセサリーなどはシンプルで上品なものを。
これらの小物類などにも注意しつつ、適切な服装を心掛けましょう！
アフタヌーンティーの服装のポイント（男性編）
男性は、上はシャツにジャケットなどが間違いないでしょう。
色合いやデザインは女性と同じく、派手過ぎず落ち着いたものが良いです。
また、サイズ感はゆったりし過ぎずに、ジャストサイズを選びましょう。
下はシンプルなパンツを合わせましょう。
全体的に色味が重くなりすぎても良くないので、靴と合わせてみて総合的に判断しましょう！
また、男女ともに素材も重要です。
アフタヌーンティーはだいたい2時間程度です。
シワが気にならない、長時間座っていても疲れない素材、といった点も重要になってきます。
「色々言ったけれど、肩肘を張りすぎずに、着る人に合う服を選ぶ事もコツよ。」
「私たちの雰囲気や年齢に合ったものが、きっとあるって事だね！」
どうしても迷ったときには、一緒に行く人に聴いて合わせてみるのもありですね。
アナウンサーの服装を参考にすると良い、という事も良く言われていますよ。
きちんとした服装で、美味しい紅茶や食事をいただきましょう！
知っておきたいNGな服装はこれ！
「それじゃ、今度は注意したいNGな服装について学んでいくわね。」
楽しいアフタヌーンティーの時間を過ごす時は、カジュアルすぎるアイテムはふさわしくありません。
たとえば、Tシャツやジーンズなどは控えた方が良いでしょう。
綺麗目でも、ローライズ過ぎるパンツは避けましょう。
それに、ミニスカートやノースリーブなど、肌の露出が多い服装もオススメ出来ません。
先ほどオススメしたワンピースも、キャミソールタイプのものは避けた方が良いです。
必要以上に多いアクセサリーも要注意です。
逆に、手ぶらで何も持っていない場合も野暮ったく見えると良くないので、注意しましょう。
「ゴテゴテしすぎても、簡素すぎてもダメなんだねー。
むずかしい。。」
足元については、女性らしいブーツであれば問題ない事も多い様ですが、格式の高いホテルや海外の場合はNGになってしまう事もある様です。
スニーカーやピンヒールも避けた方が良いでしょう。
ミュールやサンダルは場所によってはOKの場合もありますが、しっかり調べてからにした方が良さそうです。
カジュアルなカフェの場合、高級ホテル程ではないにせよ、ラフすぎる装いは避けましょう。
山や海でアウトドアを楽しむような恰好はNGです。
紅茶だけでなく、食器や内装など周りの雰囲気も合わせて楽しむアフタヌーンティーですから、それらを台無しにしてしまわない様に気を付けたいところです。
周りに不快な思いをさせない事が一番大切です。
【季節別】季節に合わせたおすすめのコーディネート
「場所やタイミング、その人に合った服装が大切なんだね！」
「そのとおりよ。
あとはやっぱり、季節感が大切ね。」
秋冬の肌寒い季節は、アウターを着用する機会が多いと思います。
ジャケットやコート等を羽織るのがオススメですが、やはりここでも上品さや綺麗目感を意識しましょう。
色はベーシックカラーで、シンプルなデザインがオススメ。
店によっては、入店後に荷物やコートなどを預かってもらう事もあります。
その場合は、貴重品など最低限のものだけを持ち、席に行きましょう。
また、寒い季節の生足はきちんとしていない感が出てしまうため、レギンスやタイツなどを活用しましょう！
TPOに合っていれば気分で色を合わせても楽しめるので、季節に合った差し色を入れるなど、色々なアイテムを試してみましょう！
「あと、これは余談だけど、、
自分の骨格タイプを知ると、合う服が見つかり易いわよ♪」
骨格タイプとは、「ストレートタイプ」、「ウェーブタイプ」「ナチュラルタイプ」に分けられるもので、それによって合う服も変わってきます。
完全にどれかに当てはまるものではなく、ミックスしている場合が多いです。
興味のある方は、自分がどれに近いか診断してみても面白いかもしれませんよ♪
【場所別】ドレスコードがある場所も！
お店によってはドレスコードが示されている事もあるので確認したいところです。
その場合はそれに従うのが安心でしょう。
ドレスコードがない場合にも、お店の雰囲気に合わせる事が大切です。
格式の高い高級ホテルに行くのか、カジュアルなカフェに行くのかによっても、また違ってきます。
TPOをわきまえて、その時の場所や空間に、ふさわしい装いを心掛けましょう！
カフェなどの場合はラフな格好でも問題ない場合があるので、不安な時はお店にドレスコードを確認すると良いでしょう。
しかし、固くなりすぎてせっかくの時間を楽しめなくなってもそれは本末転倒。
時には気軽に、周りを気にせず「おうちアフタヌーンティー」を楽しむのも良いですね。
・・・
「これで今日の講座は終わりだけど、何かわからなかった事はある？」
「うーん。。
おかわりを飲みながらゆっくり質問したいから、もうちょっとここにいて！」
「はいはい、
じゃあ次を淹れてくるから、少し待っててね♪」
キラリちゃんの風邪が治るまでもう少しだけ、ふたりで「おうちアフタヌーンティー」の日々は続きそうです。
服装を気にしたくない！そんな時はおうちでヌン活しちゃえばいいじゃない
簡単にできる「おうちアフタヌーンティー」であれば、服装などの縛りも無く、日常の中でいつでも楽しめます！
当Webサイトでは、みなさまの「おうちアフタヌーンティー」をお手伝いいたします♪
【kirary couleur】がオススメする「白い冬のティーセット【kirary blanc party】」で、オリジナルの素敵なティータイムを、自由に楽しみましょう！
