アフタヌーンティーの食べ方を知っていますか?執事カチリによるマナー講座

アフタヌーンティー

ご自宅でも楽しめるアフタヌーンティー。
もちろん気軽に楽しむのも良いのですが、
マナーなどの知識をしっかりと知った上で
楽しむと、また一味違いますよ♪

今回の記事では、執事のカチリがアフタヌーンティーの食べ方をご紹介。
彼の優雅な一時を覗き見しながら、アフタヌーンティーについて学んでみましょう!

最後には、スイーツたっぷりのティーセット【kirary blanc party】もご紹介します♪

アフタヌーンティーとは何か知っていますかな?

紅茶を持つ手

執事のカチリは、とても真面目で紳士的な執事。
自身の仕事にも、こだわりを持って取り組みます。
そして、一流の仕事をし続けるには、一流の自分を保つためのリフレッシュがかかせません。


さまざまなリフレッシュ方法を多く持っている彼ですが、
その中でも特に、日課のティータイムが楽しみで仕方がありません。

自宅で行うアフタヌーンティーであれば、日常の中でも手軽に楽しめます。
高級ホテルなどの店を予約しなくても、
少し時間があれば気軽に優雅な時間を過ごす事が出来ます。

自分の気分によって、好きな時に楽しめるのも大きなポイントです。

「飲み物はコーヒーも良いですが、やはり紅茶ですな。」

英国紳士の風貌がある彼は、紅茶が好きなのはもちろん、自室で紅茶を片手に嗜んでいる姿がとても様になります。

そして、その膝には友人の黒猫が一匹。

店のスタッフもお客さんもいない、
一人と一匹のアフタヌーンティー。

そして他の生徒もいないけれど、
ニャンと鳴く彼だけにはいつも人気の、
素敵な講座が始まります。

「アフタヌーンティーとは、そもそもイギリスの貴族たちが始めたもの。
 かつては1日2食だったうえに、夕方から夜にかけては観劇やオペラ鑑賞などにあてられておりました。
 それにより夕食の時間が遅くになってしまう(現在でいう21時をすぎる)事が多い為、腹ごしらえの意味合いから始まったと言われています。」

「もう少し砕いていうと、お腹をすかせた貴族の婦人が「つまみ食い」をした事から始まった、とも言われています。」

黒いフワフワは、スカイブルーの目をまん丸にして聞き入っています。

「その婦人も、例にもれず夕食が遅く、何かいただきたかったのでしょう。
 つい一口、目の前にあったお菓子を口に入れてしまったのでしょうなぁ。」
 
黒猫と同じカラーの、きれいにアイロンがけされた服装で、紳士がしみじみと笑いながら語ります。

基本のメニューはスイーツ、スコーン、サンドイッチの3つ

スコーンとクロテッドクリームとジャム基本的なメニューは、「①スイーツ」、「②スコーン」、「③サンドイッチ」の3つです。

「さて、さっそく盛り付けていきますかな。」

スイーツは、フルーツやケーキなどのお好きなものをチョイス。
洋菓子だけではなく、和菓子などもある様です。
今回は、王道のタルトやマカロンを盛り付けているご様子。
紅茶の種類ごとに、合うものを探してみるのも楽しいかもしれません。

スコーンは、小麦やバターの風味を楽しみたいので、焼き立てがおすすめ。
プレーンのものや、生地自体にフルーツやチョコレートが練り込まれているものもあります。
苺のジャムとクロテッドクリームを添えて、それぞれたっぷり付けて食べたいところ。
もちろん今回も、小皿にたっぷりジャムとクリームを添えて盛り付けをしています。

サンドイッチは、一口サイズに切ったものだと食べやすく、ティースタンドへ乗せた時の見栄えも小綺麗で良いでしょう。
具はお好きなものを挟むのが良いですが、英国貴族たちの間では新鮮なキュウリが人気だったそうです。
また、労働者たちの間では肉などの栄養たっぷりの具材が人気だった様ですね。
カチリはというと、異なる具材を複数使い、栄養バランスも考えるところがさすが一流。
今回は、キュウリ、生ハム、チェダーチーズを使用し、色合いも豊かです。

キッチリと、しかし優雅に盛り付けし終わったところで、お気に入りの椅子に腰をかけ直し、見た目のバランスを確認します。

「よし。」

と一息ついて、どうやら自分の仕事に満足いった様です。

「我ながらバッチリです。今回はこれで決まりで良いですかな?」

呼ばれて、ニャアと鳴き膝の上で丸くなったところを見るに、こちらも不服は無さそうです。

「では、早速始めて行きましょう。」

食べ方は下から順番に、がコツですぞ!

執事のカチリ

スタンドには、「下段のサンドイッチ」、「中段のスコーン」「上段のスイーツ」の順で並びます。
食べる基本的な順番としては、スタンドの下の段から食べて行くのがコツです。
というのも、味が薄いものから濃いものの順で食べる事がマナーだからです。

お皿に置かれている食べ物は、手やナイフやフォークを使用して食べていきます。
一口サイズのものは手で取って食べても良いですし、大きなものはナイフとフォークで半分に切ったりしてから口に運びます。
スコーンなどは、欠片がこぼれないように気をつけながら、手で割って食べましょう。
ただし、スコーンにナイフを使うのはNGです。
スコットランド王に冠をかぶせる儀式に使用していた椅子の土台が、スコーンの由来だと言われているからです。
そんな大切な道具をモチーフにしているのであれば、ナイフを通す事は出来ませんよね。

下段から順に頬張っていくカチリですが、
そこは流石にお手の物。
上品に一通り味わっていきます。

「やはり味の薄いものから食べた方が、それぞれの味がかき消されずに楽しめます。
 お寿司もその様な食べ方がありますが、何事にもきちんと理由があるのですな。」

カチリは、西洋だけでなく日本の文化も愛する、多趣味な文化人なのです。

お茶を楽しむための作法は食器の扱い方が肝心ですな

紅茶

ティーバッグタイプはカジュアルに美味しいお茶が楽しめて便利ですが、
葉っぱを直接ポットに入れて抽出してからカップへ注ぐリーフタイプも、贅沢な香りが堪能できて絶品です。

「最近は忙しいので、手軽にティーバッグを使わせてもらいましょうか。」

そう言いつつ先程の準備でお茶を入れた彼ですが、どうやらおかわりが欲しい様子です。

湯沸かしした小鍋と、ティーバッグを入れたポットを手に持つカチリ。
カップにティーバッグを入れるのではなく、
ポットへ入れたのにはきちんとした理由があります。
今の様な寒い季節は、蓋の無いカップでは無くティーポットの中で湯の温度を保つと、良い感じにティーバッグの成分が抽出されるのです。

「この一手間を知らないのは、実に勿体ない。」

ソーサーなどでカップに蓋をする方法もありますが、滑り落ちると危ないなどの理由もあり、カチリとしてはポットをオススメしています。

スプーンは、いつも通り邪魔にならない様にカップの奥へ。
また、今回のシチュエーションとは異なりますが、ソファとローテーブルなどでカップが遠い場合にどうするのが良いか。
彼は、利き手をカップ、逆手をソーサーとして同時に持ち、口元まで運びます。
これは一般的にも良しとされているマナーで、飲み易い上に、飲む際の所作も上品に見えます。

「ふぅっ。」

、、と、紅茶を飲み終わり楽しい時間を過ごせたところで、
ゴーンゴーンと時を告げる鐘が鳴ります。

休憩時間はあっという間でした。

それを合図に、膝上の黒いわた毛が近くのベッドへピョンと飛び乗ります。
再び丸くなったところで、黒染めされたシルクの枕に変身します。

残りの仕事を終えた後は、ゆっくりと夜の時間を過ごし、その高級な温かい寝具を抱いて寝るのです。

「私も中々の幸せ者ですな。」

すっかりリフレッシュした彼は、残りの作業を一流のクオリティで仕上げるため、鐘の音とともに自室を出るのでした。

kirary couleurのおうちアフタヌーンティーなら気にせず楽しめておすすめなのです

作法は様々。
難しいものもありますが、知っていればより楽しいですし、気が向いたものがあればぜひ取り入れてみましょう!

簡単にできるおうちアフタヌーンティーであれば、
お話した作法を全て守る必要はありません。

【kirary couleur】がオススメする
「白い冬のティーセット【kirary blanc party】」で、
気軽におうちアフタヌーンティーを楽しんじゃいましょう!
スコーンを少しトースターで温めるのも、焼き立ての雰囲気が楽しめておすすめですよ♪
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